Wednesday, December 31, 2008

[台北] 行く年


・不思議な年だった。待ったり攻めにはいったりした。あちこち動き回った。信用できる人間とできない人間がはっきりした。手元のお金が日ごとに薄くなった。「無業遊民」と呼ばれた。身体じゅうが悪さした。そして歳を感じた。・・・(続きを読む)

Wednesday, December 24, 2008

[台北] 携帯・中国語・入力


・・・もうひとつの重宝は日中英マルチリンガル携帯として使えること。アタシの動き回っている中国、香港、台湾での必需品。商機は日本にもありと、最近の中国語携帯にはひらがなカタカナ日本漢字が含まれているから、文字化けせずに日本語携帯から中国語携帯にそのまま送って読むこともできる。ほんの数年前を思うと隔世の感がある。・・・(全文を読む

Sunday, December 21, 2008

[台北] 喫煙


仕事がいまだ正式な契約に至っていないこともあり、日ごろは共同で開発に当たる事務所の会議室に居座って仕事をしている。建物全体が禁煙、耐えられない人間はビル入り口の外にしつらえた灰皿の周りまで降りてくる。同じビルで働く人間が出入りするわけで、一時間おきに現れるアタシの姿を横目で見ていく。一寸気まずい思いがする。来年1月11日からは、公共の場所と三人以上同席の場での喫煙が全面禁止となるという。・・・(続きを読む)

Wednesday, December 17, 2008

[台北] 作法


気がつかないうちにあたしは大陸の習慣に慣れ染まっていたようだ。礼儀作法を忘れていた。

こちらにきてハッと気がついたこと。台北の人はよく「ありがとう」「失礼」とか「ごめんなさい」とちょっとしたこと、例えばエレベーターの乗り降りの際にエスコートすると「謝謝」と口にする。買い物の支払いの際に店員が「ありがとうございました」と返答する。それが若者たちも妹妹(お嬢さん)たちもだ。彼の地、中国厦門ではなかなか聴けなかった言葉である。・・・(続きを読む

Monday, December 15, 2008

[台北] 物価


・・・タクシーの初乗り9人民元(90日本円)は80台湾元(240日本円)。ただし日本の物価とは比較しないほうがいい。いやになってくる。

簡単な昼食が10人民元前後(150日本円)は台湾では50から100台湾元(150から300日本円)とそう驚くほどの差はない。逆に珈琲30人民元 (450日本円)は台北の炭火珈琲が120台湾元(360日本円)など嗜好品は逆に厦門のほうが値が張った。厦門で日参した"Javaromas"の珈琲は贅沢品だったのだ。・・・(全文を読む

Saturday, December 13, 2008

[台北] 裏町


あたしの住まいは表通りから奥に入った裏町辻の長屋の四階にある。部屋の中での喫煙が禁じられているので、しばしばバルコニーに出てタバコの煙をくゆらせながら裏通りを観察する。

向かいの窓からオバサンの話し声が聞こえてくる。手入れの行き届いた黒毛の犬を散歩に連れ出すおじさんの姿が見える。新聞配達のバイク、牛乳を受け箱に手際よく入れ替えるおニーさん、出勤に向かう人たちの急ぎ足の姿が見える。・・・ [全文を読む]

Sunday, December 07, 2008

[台北] "always online" - 愛・在線


寒気団が南下している。台北は快晴で爽やか、だが気温は10度に迫ろうという低さだ。小国の経済は簡単に金融危機という寒気団に飲み込まれる。対日本円対人民元、ここ数ヶ月でどちらも20%強台湾ドル安だ。この地で稼いでも日々目減りするのみという有様。

話しかわって近況を。・・・ [続きを読む]