Friday, November 16, 2007

東アジアは「停看聴」:[廈門・526天] skypeの友たちとの微妙な関係

先日skypeの友と漢詩の件で言い争いをした。どうもお互いしこりが残っているようで、わたしのコメント欄に台湾のポップスの一節を載せたところ、「おー、面白いこと言ってるわねー」(ENG)と、相手のコメント欄が反応してきた。数日後、「このところ疲れるんだー」(ENG)とコメント欄が書き換えられた。今度はわたしが反応し、「気持ちを開けば疲れることないんだよなー」(ENG)。・・・

Tuesday, November 13, 2007

東アジアは「停看聴」:[廈門・523天] 出逢いとそして別れと

いつの間にか居座ってしまった廈門、気がつけば五百日を超えている。目処を立ててきたはずなのだが、何がそうさせているのだろう。思うに、ここでは人との出会いと別れの場が多かったからではないか。心に残る出逢い、去っていった友とがあったからではないだろうか。次の出逢いを期待しているからかもしれない。・・・

Monday, November 12, 2007

東アジアは「停看聴」:[廈門・522天] 幕が下りたあと

・・・店がはねたあとに居残る習慣は台湾で憶えた。定宿のホテルの地下室、スナック、多くの時間をここで過ごした。夜食をとったり、ピアノの伴奏付きで歌ったり、中国語の予習復習の相手をしてもらったり、ときにピアノの先生や店の女性たちと賭け事をしたりと、仕事を終えたあとの、それぞれの人たちがホッとした時間を共に過ごしてきた。その時間には誰もが本音のでる時間でもあった。・・・

Sunday, November 11, 2007

東アジアは「停看聴」:[廈門・521天] 愛面子、愛惜、そして悲し�

先日、同じ時期にこちらにやってきた台湾人と一悶着あった。わたしはここではただ一人の日本人、なおかつ中国語を流暢にこなせない。言い争いをしようにも、口から先に生まれてきたような方々とはとうてい渡り合えない。最初から避けてとおってきた。そんなわたしでも、切羽迫るとキツイ一言が口に出てくる。・・・

Sunday, November 04, 2007

東アジアは「停看聴」:[廈門・514天] 続・漢詩の一文をめぐる厄�

・・・漢詩をその延長で語るわけにはいかない。唐詩にはれっきとした作者が存在する。読み人知らずはほんの僅かしかない。スカ友の言うように、原文は一つというのは道理である。しかし、時に原文の詮索に困ることもあるのだ。毛沢東が愛読した「水滸伝」と、中国建国以降、共産党が定めた定本「水滸伝」とが同じだったかどうか。・・・

Saturday, November 03, 2007

東アジアは「停看聴」:[廈門・513天] 漢詩の一文をめぐる厄介な�

skypeのコメント欄を書き換えた。スカ友が自分のコメント欄に漢詩(こちらでは唐詩、本当はこれが正しいらしい)が書き加えられたのを見、おもわず懐かしい李白の詩の一節にした。一瞬のあと、チャットがやってきた。

スカ友:為什麼不是"望明月",而是"望山月"?(なぜ明月でなく山月なのですか?)・・・