Sunday, July 30, 2006

東アジアは「停看聴」:[廈門・53日目] 満族自治県・用意されていた文具

・・・掲載の写真、県庁に用意された作業用一室、そのテーブルに真新しい事務用品一式が。工作手帳、原稿用紙、ペンにインクにインクを薄める液、クリップ、ホッチキス、ピン。脇には空調器のコントローラー。これを見て一寸泣けてしまいました。日本の事務所に溢れかえっている累々の什器備品。しかしここはささやかです。ささやかなことが美徳の世界です。

Saturday, July 29, 2006

東アジアは「停看聴」:[廈門・52日目] 開始学中文

昨日から我が秘書による中文上課(中国語学習)が始まりました。今日は中国語授業の第一日目、顔見知り、話見知り、発音見知り、で結構気楽にできましたです。しかし厳しい先生で、すっげー量の宿題だしてきました。疲れますね。でもいいか、愛くるしい顔見てると疲れもすっ飛びますです。

Friday, July 28, 2006

東アジアは「停看聴」:[廈門・51日目] 航空券で一悶着

先だっての出張、航空券を五枚つかっています。スケジュールが転々と変わったため、瀋陽から廈門の切符はチケットに記載された日にちそのまま、変更はカウンター処理という結果で出かけていました。出張旅費の精算にはこの切符の他にボーディングカードも必要、会社の経理って厄介なものだと感じていました。ところがこれで終わらないのがまた厄介というか面白い。それにまつわるお話を・・・

Thursday, July 27, 2006

東アジアは「停看聴」:[廈門・50日目] 麗江・こんな料理も美味でした

・・・厨房に通される。棚にはいろいろな食材が並んでいる。民宿の女将がどれにするか聞いてきます。魚がいいというと、これはどうかと連れていかれたのが生けす。川魚らしい。その脇の金だらいに黄色と黒の縞模様の、ヤモリみたいな生き物。これは美味しいとさかんに勧めてくる。運転手に「食うか?」。運転手「不敢」 [bu4 gan3]、いらないいらないと手を振り首を横に振り拒否。それではと私は食してみることにしました・・・

Wednesday, July 26, 2006

東アジアは「停看聴」:[廈門・48日目] 麗江・たまには建築家らしい話を

・・・この村の民家の特徴である黄色い石壁は、ここにだけ存在するらしいのです。理由はわかりません。遠くから集落を眺めると日本の土壁の民家を思い出させます。どう見ても豊かには見えません。それでも引きつけるものがあるのは、民家がみなしっかりとできているからでしょうか・・・

東アジアは「停看聴」:[廈門・48日目] たまには廈門の消息を

台湾を台風が襲ったらしい。その影響で廈門は雨。生暖かいとはいえ、強い風が現場の中を駆け抜けて気持ちがいい。しかし台風が直撃するという予報で現場は大騒ぎ。開業準備に大わらわのはずのホテル部門は明日休みになるらしい。一秒でも仕事を急がせている営建部は、雨は漏るは床が水につかり仕事ができないわで、休むことなぞ考えられない様子です・・・

Monday, July 24, 2006

東アジアは「停看聴」:[廈門・47日目] 麗江・二人の健さん

私は高倉健のファンであります。その昔、東映という映画会社が送り出した俳優の一人です。時代劇は東映という栄光が失われたときに登場した俳優の一人です。東映が選んだ路線は「任侠」という世界を描くこと。大成功でした。当時深夜映画というのがあり、週末の真夜中を映画館で過ごしたものです。今日は麗江の健さんについて・・・

Saturday, July 22, 2006

東アジアは「停看聴」:[廈門・45日目] 麗江・旅先の問診

・・・当日、東北に向かう日です。夕方までの時間、市政府の車でひたすら田舎を走ってみようとしますが、咳が止まりません。見かねた運転手が病院に寄ってくれました。診察室には待つ人が何人もいます。一度あきらめたものの、運転手奥の手を使います。診察中の老人の手当が終わると同時に何か一言二言医師に話しかけます。順番待ちの人たちが私の顔をのぞき込みます。医師はうんうんと頷くと私の顔を見ながら問診です・・・

Friday, July 21, 2006

東アジアは「停看聴」:[廈門・44日目] 廈門に戻ったので・・・

13日に廈門を出て、昆明経由麗江、二泊して真夜中の瀋陽の安ホテル、そして北の国境に近い満州族自治区に四泊、昨日廈門に戻ってきたのです。中国の東端・南端・東北と、約一万キロの移動でした。「単騎走千里」(単騎千里を走る)でしたね・・・

Saturday, July 15, 2006

東アジアは「停看聴」:[廈門・38日目] 麗江?そりゃ納西料理でしょ!

・・・そして見事に期待と違っていたのが納西料理。どこかで読んだような気もする、雲南は米の原産地で、日本の料理によく似てて、あれこれ・・・。漬け物まで同じ。脂っ気も少なく、味付けも薄い。最後にでてきたご飯は菜っ葉飯、よかったですねー。うまかった・・・

Friday, July 14, 2006

東アジアは「停看聴」:[廈門・37日目] 麗江の印象

麗江古城、古い町並みを使った大テーマパークって感じでした。若者わんさか、店の売り子もつれ込みもみな若者、食い物屋も古民家を使った学芸祭というイメージ。しっくり来ませんでしたね、ジジには。ばかでかい敷地に人が溢れかえり、そのほとんどが中国人、外国人なぞほんの僅か、驚かされました、中国人のエネルギーに。

東アジアは「停看聴」:[廈門・36日目] さて旅にでますか・・・

今朝、事務所に着くとすぐにボスのボスが会いたいといいます。出張のスケジュールについてです。なぜ麗江に長逗留するのか聞きたいと。出向いて一つ一つ説明をします。最初は立ったままで話をしましたが、途中から席を与えられました。だんだん納得していったようです・・・

Wednesday, July 12, 2006

東アジアは「停看聴」:[廈門・35日目] 安静がほしい

ここでは何でもすべてが突然に変わります。三日の間に三回、出張予定が変わりました。この件を仕切っているボスの秘書は可哀相です。予定をつくっているのは他の人間ですから、彼女が文句を言われる筋合いではないはずなのです・・・

Tuesday, July 11, 2006

東アジアは「停看聴」:[廈門・34日目] 強力なコンセント

厨房のコンセントです。オーブンのプラグが差し込まれています。オーブンは240V。力強い。朝食の食パンなぞ、一寸焼き時間を間違えると真っ黒になってしまう。どうも使い勝手が悪い。ユーザーという概念がないように見える・・・

Sunday, July 09, 2006

東アジアは「停看聴」:[廈門・32日目] 日曜日は頭の洗濯を

私の秘書は韓流に乗っています。詳しい。で、話が合います。時々片言の韓国語を口にしたりします。舌っ足らずな語り口で「ミヤネー」(ごめんなさい)なぞいいます。これがいい。私が喜ぶのを見て「アンニョ?」(何ですか?どうしたんですか?)。二人して何してんですかね・・・

東アジアは「停看聴」:[廈門・31日目] 結構やるではないですか!

事務所が現場事務所の一角、ここはでかいホテルの現場です。台湾の有名建築家が設計したもので、オーナーの考えによって長い間あれこれいじくり回され、オフィスの計画が最終的にホテルに変わったのです。

某建築家にしてはアクがない、すっきりしている、合理的に見える、などなど結構やるのです。ロの字型の平面、中庭の床には一面に大理石が張られている。上部はガラス天井で覆われています。さぞかし音が反射してうるさいと思いきや、中庭に面した壁には消音パネルが貼られている。なかなかモダンに見えます。某建築家が宗教に走って、奇っ怪な作品を作り続けていることを考えると、きっと若い連中が手をつけたに違いないと踏んでいます・・・

Friday, July 07, 2006

東アジアは「停看聴」:[廈門・29日目] 洗濯なぞは・・・

気がつけばまもなく廈門滞在一ヶ月、日常生活も落ち着いて、生活のパターンも定まってきました。考えてみれば日本の単身サラリーマンと同じようです。さっぱりです。

Thursday, July 06, 2006

東アジアは「停看聴」:[廈門・28日目] 仲間たち

徐々に仕事の仲間たちが集まってきました。昔からの顔なじみが多い。二十年ぶりにお会いした方も。おかげで仕事場では落ち着いた生活を送れるようになっています。秘書との関係もスムーズに。私の中国語は事ごとに直されています。

Wednesday, July 05, 2006

東アジアは「停看聴」:[廈門・27日目] そういえばバイクが走ってない

京都議定書に調印していない国で見つけた環境対策です。廈門市だけのことかもしれませんが、それでも一寸ホッとしたりしています。

Sunday, July 02, 2006

東アジアは「停看聴」:[廈門・24日目] こちらではすべてが突然に

電気ケトルの調子が悪い、サーモスタットが突然効かなくなりました。一生懸命蒸気を噴いてしまいます。熱くて触れません。買って四日目頃からです。見かけはなかなかいい、よくできている、安い。使うとすぐにボロの出るのがらしいですね。

Saturday, July 01, 2006

東アジアは「停看聴」:[廈門・24日目] 突然に石工工場

恵安というところに石の工場で注文品の確認へ。ここの女性は働き者で有名だそうで、独特の衣装が目につきました。台湾本島に一番近い場所でもあるそうです。鄭成功の時代、ここから多くの福建人が台湾に渡っていったのだそうです。

東アジアは「停看聴」:[廈門・23日目] 突然にシンガポール

廈門滞在二週間、突然にシンガポール出張と相成りました。セントーサという小島のアミューズメント施設の見学です。どうということはないのです。ここはラッフルズホテルぐらいですか、見所は。